2015年8月12日水曜日

放送局への納品に関する基礎知識

放送局にデータを納品する場合にとられる一般的な形式がある.

納品 (ediusworld.com)より,以下に構成要素を抜粋する.画像は納品 (ediusworld.com)より引用.

説明を追加


ブラック:本編前後に入れる.

カラーバー&1kHz音:1分程度,カラーバーと基準音信号を入れる.1kHzの音の音量は-20dB(デジタルの場合)とする.

クレジット:題名,音声,制作,録画日など

本編:本編のスタートをタイムコードの切りの良いところに設定する.
通常は01:00:00:00か00:00:00:00に設定する.

本編前後のステ(捨て)カット:本編の前後に入れる本編にスムーズにつながる映像のこと.
捨てカットを入れる理由:放送の場合,「入り」のタイミングが数秒ズレてしまうことも考えられるため,そのタイミングで黒画面にならないように.本編最初のフレームと最後のフレームを静止画で置いておく「止め」で済ます場合も多い.動きつきで入っていればより理想的.3秒程度.


N社より口頭で指定された内容は以下の3点なので,上記に従って用意しておけば問題ないはず.

  • 前後に3秒の「捨てカット」を入れること
  • タイムコードを入れること
  • 音声レベルを基準に合わせること(基準信号を始めに入れて)

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